V850基板の水晶発振子がホントに動いてるのか不安になってきた件につき
2つ目の基板を組み立てたこともあり、LEDチカチカプログラムで水晶が動いているか確認するまでの手段を、備忘録を兼ねて書いておきます。
# ワタクシも超初級者ですので間違っているかも知れません。これを見て試してみようと思っている方はくれぐれもご注意ください。また、間違いに気づいた方はコッソリ教えてください。
付属CDをインストールするとApplilet for V850ESJX2がインストールされているはずなので、起動してください。そこでファイル−新規作成を選びます。
シリーズ名はV850ESJG2(デフォルト)、チップ名はuPD70F3716を選びます。
このような画面になります。
システムやポートといったボタンを押すと、各々の設定画面に入れます。
システムはこんな感じ。水晶発振子の動作を確認したいので、サブクロックを指定します。
時計用タイマもサブクロックを指定してあげましょう。
LEDを光らせるために、LEDが割り当てられているポート6(ポートCTのPCT6)を出力に変更します。
終わったら「GO」ボタンを押すとこの画面になります。「フォルダ作成」で適当なフォルダを作ってあげて「コード生成」ボタンを押せば、作成したフォルダの中にコードが生成されます。
生成されたコードのmain.cを開き、
void main( void )
{
WT_Start();
while (1) {
;
}
}
とWT_Start();を追加(タイマを起動します)。
同じく、WATCHTIMER_user.cを開いて、
__interrupt void MD_INTWT( void )
{
PCT.6 ^= 1;
}
とPCT.6 ^= 1;を追加(LEDの状態を反転させる)。
あとは本誌記事のとおり、ビルド、転送となります。
手っ取り早く動作確認したい方にビルド済みのhexファイル置き場を用意してみました。ZIPファイルを展開後、FPLでhexファイルを書き込んで試してみてください。