ワイヤリングペンを作ってみた件につき

ユニバーサル基板をあまり使ったことの無いワタクシですが、ブレッドボードやラグ板では限界があることもまた確かなので、ユニバーサル基板の配線に便利らしいワイヤリングペンを作りました。
材料はこちら。

  • UEW(ポリウレタン線)外径0.26mm

外径に意味は無し。新潟で手軽に入手できる最細なのがこれでした。
20mでちょうどボビン一巻きできます。

  • プラスチック製のミシン用ボビン

UEWが滑らずキッチリ巻けるため、プラスチック製がお勧め。サイドにスリットが入っているので、そこから巻き始めます。

BICのマティックグリップを使いました。部品がほとんどプラスチックで構成されているため、加工が楽でした。写真では既にラバー部分を外しています。

  • アルミ線

外径1mmのアルミ線を2本より合わせて使いました。変形・加工が楽なのでお勧めです。
以上、UEWを除き、100円ショップSeriaでそろいました。
まず、シャープペンシルは軸のみ必要なので、ペンチ等で中のメカニカルな部分をひっこぬきます。
このシャープペンの場合、芯を挟み込むチャック部分をペンチで切り取ると簡単に取り出せます。
その後、UEWをボビンにひたすら巻きます。
手巻きで30分程度。もう二度とやりたくないような感じです。
巻き終わったら、アルミ線をより合わせ、シャープペンシルの軸に固定。ボビンが軽やかに回るよう調整します。
最後に軸の先端からUEWが出るように通します。
完成写真がこちら。

ボビンに巻かれたUEWのいい加減具合に、ワタクシの人となりが見えるかと思います。
なるほど、手配線よりきっちり配線できます。