GAINER miniクローンを作ってみた件につき

Pepperのキット販売を待ち続けていたものの、出る気配がありません。
そんな失意のどん底にいたワタクシではありますが、Simさんのところで紹介されていた秋月電子USBマイコンボード 完成品(PIC18F2550)Gainer miniのファームを書き込んだらGAINER miniになるのではなかろうか、という記事に、「それができたら1000円でGAINER miniが手に入るわけだよなあ」などと思いつつ、駄目もとで2枚注文してみました。
付いてきた回路図と公開されているGAINER miniの回路図を比べて見ると、非常に酷似しております。勝算が高まりました。
5枚くらい注文しておけば良かった感も出てきました。

Pickit2と写真でみる工作室さんで領布しているZIFソケット基板の組み合わせで書き込みました。28ピンに合わせ、向きは写真を参考にしてください。
また書き込む際、JP1のショートピンを外しておくことをお忘れなく。
向きさえ合っていれば、Pickit2 Programmerの「Device Family」からPIC18Fを選んでやればPIC18F2550と認識します。
後はFileのImport Hex、Writeで書き込めます。

動作確認をする必要がありますが、本基板にはデジタルOUTのLEDが付いていないので、VDD(20番ピン)とRB0(19番ピン)の間に電流制限抵抗とLEDをつないであげます。LEDの極性に注意。
JP1はバスパワー給電で使うので、2番と3番の間をショートさせます。
LEDが点滅したら成功です。

追記
USBがOHCI環境の場合の通信不安定を解消するファームウェアをTsuneoさんが開発されました。純正ファームを書き込んでも動作しない・不安定な方は
http://d.hatena.ne.jp/OGURAM/20090131#1233406936
を参照の上、修正ファームを試してみてください。