WSN203基板を作る

ブレッドボード上にArduino2313の環境を組むと場所を取ってしまい、ジャンパリードもそれ用に拘束されてしまうため、Ws☆NakさんのWSN203基板WSN179基板を注文してみました。
今日はWSN203基板を作ってみました。
WSN203基板は、通常の切手より一回り大きい程度のサイズにまず驚かされました。
R2は電流制限抵抗なので、好みに応じて変えていいでしょう。
私は明るめが好きなので、LEDの定格内で560Ωに変えてみました。
Arduino2313は標準設定では内部クロックで動作しますので、レゾネータ/クリスタル(外部発振子ですね)及びC2,C3は不要です。
ただ、基板密度が高いため、他部品と干渉しやすく後付けは非常に困難ですので、別用途のことを考えて発振子をつけてしまうというのもありでしょう。
水晶発振子を取り付ける場合、秋月の汎用ICソケットは内側スペースが狭く付けられません。
また、その場合のC2,C3はチップコンデンサをお勧めします。
# リード付き部品ではむずかしめです。
R1,R2はチップ部品のランドも基板裏面に用意してありますが、1/4Wのカーボン抵抗でも十分収まります。同じくC1も積層セラミックコンデンサならばICソケットの高さ内に十分収まります。
LEDは5mmがキッチリ収まりましたが、すぐ隣に電源端子等が集中しているので、3mmの方が使いやすいと思います。
部品点数は低いながら部品密度が高く、回路図読みで部品を揃えると部品同士の干渉でハマる点から、難易度はやや高めな感じを受けました。

写真はおなじみのdude-wrapでBlinkを実行したところ。
LEDは10番ピンに接続されているので、そこだけ変更が必要です。
ブレッドボード上でtiny2313と同じ10ラインしか占めないので、盤面が広く使え非常に便利です。